石州半紙の特徴は、地元の石州楮で漉かれ、その特有の色合いと、極めて強靭で剛直な風合いに有ります。
かつて大阪商人は帳面に使い、火災の時、井戸に投げ込み保存を図ったということは、石州半紙の強靭さを物語っています。
石州半紙の伝統的な技術技法は、三隅町に現存する四工房で一貫して保持されています。
昭和四十四年に、国指定重要無形文化財に指定され、平成二十六年には、ユネスコ無形文化遺産に再登録されました。
当工房(西田和紙工房)では、楮栽培から全行程を一貫して行い、良き拘りをもちながら、日々紙漉きを行っています。
西田和紙工房
住所 | 島根県浜田市三隅町古市場1694 |
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TEL | 0855-32-1141 |