石州和紙(石州半紙)は原料に楮・三椏・雁皮の植物の靱皮繊維を使用し、補助材料としてネリに「トロロアオイ」の根の粘液を使い、竹簀や萱簀を桁にはさんで「流し漉き」によりつくられます。
生産の最も多い石州半紙(楮紙)は、地元で栽培された良質の楮を使用して漉かれ、微細で強靭、光沢のある和紙でございます。
かつては大阪商人が石州半紙を帳簿に用い、火災の際にはいち早く井戸に投げ込んで保存を図ったと言われています。
石見の風土を生かした特徴ある和紙を追い求め、先人たちが残してくれた石州半紙の技術・技法を守り続け、現在の生活様式にマッチできる和紙を漉き続けたいと思っております。
石州和紙 久保田
住所 | 島根県浜田市三隅町古市場957-4 |
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TEL | 0855-32-0353 |
WEB | http://www.sekishu.jp/kubota |